視的生活
-049-
野中北

豊中市千成

豊中市千成

森山大道の著作が「コロッ」と転がっていないかと思い、堂島のジュンク堂書店へ行きました。
『全集』1・2巻『4区』『過去はいつも新しく、未来はいつも懐かしい』しかなくて、結局、『写真から写真へ』『写真との対話』は買い逃してしまったようです。
中平卓馬『原点復帰ー横浜』はまだまだ平積み状態です。まだ持ってない方は、ぜひ買って下さい。

同店、写真集の本棚で迫川尚子『日計り』という写真集を見つけました。
帯には、「寺山修司が新宿のネルソン・オルグレンならば、迫川尚子は新宿のヴァージニア・ウルフである。ー森山大道」と書かれています。
森山大道の新宿と比べると、かなり柔らかい新宿ですが、そこに写されている物・風景が最近の私の興味を引いている物とあまりに近い感じがしたので、一旦は本棚に戻したものの、家まで連れて帰ってきてしまいました。

_2004.3.17